中途採用=スキル重視?大切なのは、その後の定着。
2023/03/17
採用に際しての「カルチャーフィット」とは、「企業の文化や社風にどれだけ適しているか」といった意味で使われ、近年注目を集めている採用基準のひとつです。
採用候補者がカルチャーフィットしているかどうかで、入社後の活躍や企業への定着度が大きく変わります。
中途採用におけるこれまでのプロセスは、資格や経験など【スキル重視型】の選考がメインでしたが、社員の定着・早期離職予防の観点から【企業文化への適応率】が見直されるようになり、カルチャーフィットを採用基準とすることが重要視されています。
カルチャーフィットを意識した採用を導入するには、1DAYインターンや複数社員による面接など、多角的に採用候補者を見極める必要があります。また適性検査やリファレンスチェックを活用して客観的に判断できる材料を増やすことも大切です。
採用候補者は企業の雰囲気にすぐ馴染み、早い段階で実力を発揮することが期待できますが、過度なカルチャーフィットは企業の多様性を失うデメリットもあります。
これまでの企業文化と新しい風潮とのバランスを取ることが大切になります。