わたしはあなたを推薦します！「リファラル採用」

リファラルとは「委託」「推薦」「紹介」といった意味合いで、既に自社で働いている既存社員から、人材の紹介や人材の推薦を受けて実施する採用活動のことを「リファラル採用」といいます。
近い意味合いの言葉に「縁故採用」という言葉もあります。
縁故採用とは、文字通り血縁などの関係により応募者を優先的に採用することであり、縁故主義に基づく採用では、コネクションを持つ人物や企業との関係が優先されます。
リファラル採用は、応募者の一定のレベルを求める採用活動であることに対して、縁故採用はコネクションを活用する仕組みの採用活動手法であり、両者の趣旨は異なります。
リファラル採用は、自社をよく知る社員からの紹介のためマッチングしやすい、そして定着率も高い点や、採用コストが削減できる点、転職市場での獲得競争を避けられる・転職市場にいない人材との接点が生まれる等のメリットがある一方で、人材が偏る可能性や不採用の場合の社員側への不利益などのデメリットもあります。